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(仮)スバラシイおんがくのはなし その2 [■CD・DVD・書籍・ゲーム]



日が長くなり、退勤後の都内を歩く時のお供にする楽曲を選ぼうと、
久しぶりに聴く作品が多々出てきました。
その一作品が


秦 基博 - 「アルタイル」秦 基博 meets 坂道のアポロン Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=SIvY2Bw8k0Y




小玉ユキさん原作漫画『坂道のアポロン』の
テレビアニメーションエンディングテーマ曲
でした。
作詞は秦基博さん、
作曲と編曲は菅野よう子さん、
歌唱は秦基博さんです。




現在はほとんど観ず、
目的の番組の録画視聴だけになっているテレビの地上波放送。
今は昔、目的の番組があるでもなく、なんとなくながら見していた頃、
深夜の番組宣伝で、
翌週から『坂道のアポロン』というアニメを放送するので紹介しますーと。
その時点では何も知らない状態でしたが、
「渡辺信一郎監督と音楽担当の菅野よう子さんの久々のタッグで・・・」と聞こえた瞬間、
テレビ画面に釘付けになりました。


更に昔、よく一緒にライブを観に行っていた友人が
「絶対気に入ると思うから!音楽も良いから!」と貸してくれた
『カウボーイビバップ』全巻と劇場版『COWBOY BEBOP 天国の扉』のDVD
友人の言う通り一気にはまりました。
アニメーション作品を観る習慣がそれほど定着していなかったのですが、
これをきっかけに渡辺信一郎監督と菅野よう子先生が大好きになり、
関連作品に触れていくことになります。
渡辺信一郎監督のSFの世界観が好きで、
更に楽曲や、ミュージシャン選択のセンスの良さが堪らなく好きで、
絶対的な信頼感があります。

菅野よう子先生はジャンル関係なく素晴らしいのですが、
JAZZが好きではないと公言されているのに、
圧倒的な完成度でキレッキレのJAZZの作品を披露されるので、
真のプロだ・・・と、毎度痺れています。


そして『坂道のアポロン』も然り。
お馴染みのJAZZのスタンダードナンバーの演奏シーンなども紹介され、
ドストライク!でもあり、リアルタイムで観ていました。
好みの群像劇で、本編が素晴らしいのは言うまでもなく、
更に素晴らしかったのが
エンディングテーマの『アルタイル』だったのです。


この歌を聴いていると、先ほどまで観ていた物語の冒頭から終結まで
印象的な場面や人物の気持ちがゆっくりと反芻されるのです。


歌詞に出てくる主語が「僕」なので、
主人公の西見薫の気持ちかなーと思いきや、
主語を取り去ると、
主要登場人物全員の気持ちに当てはまっている気がしてきて、
人ごと、立場ごと、それぞれ異なる場所で、
同じ気持ちで、同じ星を見ている感じがするー!!
だから物語を反芻できちゃうのかもしれなーい!!・・・と
勝手に感動していました。


秦基博さんの作品は日常的に耳にしていましたし、
複数のミュージシャンが集まるイベントで出演されている場に立ち合い、
大好きな作品『鱗』や『シンクロ』なども何度かライブで聴く機会もあり、
ずっと身近にはありました。

『アルタイル』は菅野先生とのコラボ作品でしたが、秦基博さんの作る作品全般に言えるのは、
実直にタイアップとしての役割を担いながら、
結果的にタイアップを凌駕する独自性のある作品になっているということ

これ、とんでもないことではないのだろうか・・・と思っています。

斯様に素晴らしいソングライターでミュージシャンが
同時代にいるのだからライブで聴きたい!と、
秦基博さんのワンマンライブに行こう!
2024年の目標の一つになったのでした。



こんなふうに、当初は音楽方面からアニメーションに繋がりましたが、
最近はアニメーションから音楽(邦楽)に繋がる今日この頃。
今後も良いご縁がありますように!



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あぁぁぁぁ、もっと早く目標にしていれば貴重音楽体験な間に合ったのにぃぃぃ!
つまり、間に合わなかったので、Blu-ray予約したよ!

秦 基博「Hata Motohiro “Philharmonic Night II”」- Digest Movie [前編]
https://www.youtube.com/watch?v=R473QhEXo5M


秦 基博「Hata Motohiro “Philharmonic Night II”」- Digest Movie [後編]
https://www.youtube.com/watch?v=146GZjDPJ-M





こーれーはー良すぎる!!!大好きな作品だからなおさらー!!!

秦 基博 - 鱗 (うろこ) / THE FIRST TAKE
https://www.youtube.com/watch?v=ME-jTVzjXME




デビューの時点でこのクオリティだもの・・・
(ベースの鹿島達也さんや、NONA REEVESのドラムの小松シゲルさんもいる!)

【限定特別公開】デビュー当時の秦 基博『シンクロ』ライブ映像!
https://www.youtube.com/watch?v=8j5OZWwsNV8









(仮)スバラシイおんがくのはなし [■CD・DVD・書籍・ゲーム]



日々、環境や気分に応じて様々な音楽を選んで聴きます。
新緑の季節、まさに今の時期に聴きたくなる作品は・・・


Louis Armstrong - What A Wonderful World (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=rBrd_3VMC3c




歌詞に描写されている風景がそのまま「今の時期」なので、
引っ張られて聴きたくなるのかもしれません。
部屋の空気を入れ替えながら、この作品を聴いて微睡みたい・・・


長い歴史を持つスタンダードナンバーなので、
多種多様のアレンジや表現があります。
その時々に応じて選ぶと楽しいです。


てれってれ歩きながら聴くなら
東京スカパラダイスオーケストラ feat. Misty Oldland
『What A Wonderful World』(Album『GRAND PRIX』に収録)ですかねー。
オフィシャルで試聴できないのが残念です。



あと、CM等で一年中流れている気がするこの辺りも聴きたくなります!


Pharrell Williams " Happy " (Video)
https://www.youtube.com/watch?v=ZbZSe6N_BXs



Justin Timberlake " CAN'T STOP THE FEELING! "
(from DreamWorks Animation's "TROLLS") (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=ru0K8uYEZWw



MV含めていい感じです。
演出はほぼ同じなのですが、
出てくる人たちが思い思いに、自由に音楽にのっているのが良いのです!
こういう自由が音楽にはあるなぁ!と楽しくなります!


一つの作品に自由にのるできるということができる!を
端的に最高にかっこよく表現した

Fantastic Plastic Machine(現、FPM)の
『TAKE ME TO THE DISCO』のMV


典型的な4つ打ちのHOUSEなのですが、メロディーが美麗で、
Fantastic Plastic Machineらしい作品です。

現時点ではオフィシャルでの公開がなく、
画質や音質に難があるものを誰かが放流してるし・・・
CSなどのMVが流れるチャンネルでリクエストするしかないのか・・・

良い作品が触れやすい環境って大事ですね・・・







" Vinyl Junkie "になっちゃう? [■CD・DVD・書籍・ゲーム]


先日、YouTubeでゆるっと動画を観ていたのです。

中村悠一、最上嗣生の2人旅?ただゲームを買うだけのドライブです。
https://www.youtube.com/watch?v=40mR0PX_q9k



「旅?」ってなっているけれど、
行く先の違いだけではなく、移動手段や時間、寄り道、経路を変えても「旅!」だわー
楽しそうだわー
編集でまとまってる分楽しい感が凝縮しているなー
収穫内容でBGMを変えて凝っているなー
たーらーばーがーにー!

・・・と楽しく拝見しました。


同時に、音源を踏まえつつもジャケットデザインに比重がかかる
" Vinyl Junkie "が発生する瞬間を見ているのでは?
幾分心配しつつ、ニヤニヤしてしまいました。



ジャケットサイズ用に書き下ろされた作品は、
そのサイズだからこそ良い!のはよくわかります。
画集に収録されると、CDサイズになるのと同じように縮小されてしまい、
なんか違うんですよね。


身に覚えがあるだけに、あれこれ思い出してきました。



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" Vinyl Junkie "とは、
東京ならば新宿、渋谷、下北沢辺りを中心にレコード屋を見つけては
レアトラックや気に入ったデザインジャケットを探すのが習慣になっている
レコードコレクター・音楽マニア・音楽オタクを
美化したり、揶揄したり、自虐を踏まえて自称する呼称だと思っています。
いまでもクラブミュージック贔屓の人たちの間では
普通名詞として使われていると思います。



文脈や会話相手や話題のジャンルで呼び方が変わる”レコード”。
私の場合は・・・
クラシックだと「レコード」、
ロック・ポップスだと「LP」「12inch」、「EP」「7inch」、
ジャズやクラブミュージックだと「アナログ」、
ミュージシャンのリリース履歴だと「Vinyl」
・・・という感じで使い分けていました。
日常的に使うのは、
デジタル音源を収録しているCDに対する「アナログ」ですね。
メディアの規格に振り回されている感が出ているな!



無くなりそうで無くならないアナログ。
1980年代後半から1990年代初めはCDとアナログが同時にリリースされて、
お金がある人は両方購入して、
CDで聴いてアナログのジャケットを飾ったと思うので、
現在の中古市場でこの辺りの商品は、
ジャケットが日焼けしてても、
盤は一度も針を落としていないってのもありそうです。



一方で2024年の現代は、CDどころか配信販売だけなことも多いですが、
CDが出る限りCDを購入してしまい、
会社の若者と話がかみ合わないことも出てきましたね・・・
CDだと貸しやすいんですけどね。



年代関係なくクラブミュージックは
ずっとCD・アナログ両方をを出しつづけていますね。
いわゆるジャケットがない、白いスリーブケースだけのものもあったり。
フロアで流すのに低音が分厚く聴こえるので、
アナログは用途上必須なのでしょう。



”クラブ”というとパリピ大集合の箱もありましたが、
音楽マニア・音楽オタクの集まる場もあります。
好きなジャンルの世界最新の音に触れる手段、
人気のDJにはフロアで流してほしいミュージシャンから見本盤が集まり、
リリース前の作品にも触れられたのです。
ライブハウスに近いのですが、
クラブの方が聴く人の自由度が高いというか、
フロアで聴くもよし、バーで飲みつつ話しながら聴くもよし、
終電に乗せないために0時ころにライブがありましたね。



良いな!と思う知らない曲が流れると、
後からDJに聞きに行くこともできましたが、
最初か最後に流されるか、
知りたい曲の前後どちらかの作品名がわからないと
聞くに聞けないのがもどかしかったです。



一方で2024年の現代では、
インターネットで世界各地の規模の大小に関係なく
ラジオ番組を聴くことができ、
例えば贔屓のDJのGilles Petersonは
BBC Radio 6 Music(https://www.bbc.co.uk/programmes/b01fm4ss)の
放送枠を持ち、初回放送から30日間は聴けます。
原則、流れている曲のタイトルはわかるようになっていて、
うまく機能していないときは
楽曲タイトル検索用スマホアプリ「Shazam」をかませれば、
リリース後のものはかなり高い精度で見つけられ、
配信サイトにも誘導してもらえます。
至れり尽くせりなのですが、
たどり着くまでの道が険しければ予想外の作品との出会いもあったりして、
それぞれの時代や環境ごとに得られるものは違うものですね。


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私は" Vinyl Junkie "には程遠いのですが、
ある時期にアナログでしかリリースされていない音源以外、
所有していたものをCDを持っているものを中心に
人にあげたり、売ったりして減らしました。
しかし、CDでは持っているものの、
アナログ、LPサイズだからこそのジャケットデザインが好きで
どうしても欲しい1枚がありました。



アメリカのドラマ" Mission: Impossible "(スパイ大作戦)
映画化に際して主題のアレンジ音源のコンペがあったそうで、
私が贔屓にしていたDJのUnited Future Organizationも
会心の出来!の作品を引っ提げて参加したものの、
最終的に採用されたのがU2ということで・・・
ま、せっかく素晴らしい作品ができたことですし、
当時流行っていた、
”架空の映画、特にUKスパイ映画のサントラを作る”に乗っかったのが

United Future Organization『プレイボーイ大作戦』
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005FGZU
(↑ジャケット写真がわかりやすい大きさのため)


楽曲は不採用ではありましたが、
ものすごぉぉぉぉぉくカッコよいのですよ!
そしてジャケットデザインが、
COOL!と笑えるのが同居しているのが、好きすぎる!
無事、中古レコ屋で発見し、所有中です。



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アナログは傷めたくないがために
聴くのに躊躇してしまいがちです。
かなり前ですが、
赤外線でレコードの溝を読んで再生する非接触のプレイヤーの存在を知りました。
発表当時200万円くらいした気がします。



2024年の今、改めて調べてみたところ・・・

株式会社エルプk レーザーターンテーブル ハイエンド・モデル
https://laserturntable.co.jp/info/index1.html
お値段160万円!
新品の軽自動車が買える価格!
これは本格的な" Vinyl Junkie "にしか手が出せませんね!



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