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2008年 夏休みから取り残された日々 【その1】「Googleマップ「ストリートビュー」は、かなり不愉快」 [■ウェブサイト・コンテンツ]



2008年、夏休み真っ盛り!な職場はノンビリムード。
残留組はゆるっと、のびのびしてます。
残業もなく、明るいうちに帰れます~。
予定に縛られることない時間を過ごす爽快感にうっとり。
若干ゆとりがあるうちに、
小さく更新していきます。
予告をしてきた記事については大物なので、
この間に1~2を目標に更新します
(取り扱う事象の起こった時間は大幅に前後します)。


***************************************



2008年8月7日(木)晴れ

■Googleマップ「ストリートビュー」は、かなり不愉快。■


まずは、以下の記事からご覧ください。

IT media News
2008年08月05日 09時58分 更新
『Googleマップの「ストリートビュー」に日本の街路写真』
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/05/news027.html



これ、面白がっている場合じゃないですよ!!!
てっきり海外だけ=対岸の大火災かと思っていたのに・・・
”大火災”とは・・・


IT media News
2008年08月04日 09時34分 更新
『Google幹部の自宅をプライバシー保護団体がさらしものに』
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/04/news026.html



まぁ、Googoleが出した文書は、
訴訟対応@訴訟大国アメリカって要素を差し引いても、酷い。
だって、

Googleは、ボーリング夫妻宅の私道に入って写真を撮ったことは認めながら

完全に犯罪ですが、なにか?って開き直りですよね。
さすが、強者Google。



で、当然ながら、こんな態度が日本のGoogleにもあります。
Googleのプライバシーポリシーをみると・・・
http://www.google.co.jp/intl/ja/privacypolicy.html
アメリカの本社に沿っているようなので(以下略)。



そして、
IT media News
2008年08月06日 17時42分
ねとらぼ「「Googleストリートビュー」は見えすぎちゃって困る?」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/06/news095.html



さっそく、ストリートビューのエリアにばっちり入っている
我が家界隈を調べてみましたが・・・


私の住んでいる建物の駐車場の自動車・バイク含め、
近隣の駐車場、路肩含めナンバープレート無修正。
番号が読み取れます。



って、うぉぉい、ふざけんなよぉぉぉ!と、
クルマ・バイク共に持ってない私も憤慨したくなる酷さ。
言うまでもなく、明るい時間に撮影されているので、
はっきり映ってます、何もかも。
人物にはボカシが入っていますが、見る人が見れば判別可能



INTERNET Watch
2008年8月5 18:28更新
「ストリートビュー」のプライバシー問題、グーグルが方針説明
不適切な画像はユーザーからの報告で対処
日本では解像度の問題でほとんど識別できないと思われるため、
現時点では顔以外には自動的な処理は行っていないとした

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/05/20489.html



差し当たっては、
自宅・職場限らず、
特に公道から見える場所に所有の自動車・バイクを置いている方、
調べたほうがいいかもしれませんよ。

写っていたら、即、Googleに消すように伝えたほうが身のためです。



ただし・・・
自宅・職場に限らず、
Googleが撮影している現場にたまたま居合わせた場合、
気付かないところで晒され続けます。




責任をとれもしないくせに、何てことを・・・
ネットにまったく触れない人だっているのに、乱暴すぎる・・・
たぶん、力を持っている人・企業や脅されたらシャレにならん人・企業から
優先的に情報を排除されていくんだろう・・・
大半の一般人は一生晒され続けることになるな・・・
(個人情報保護法なんて、無意味ってことだ・・・)
私は、”Googleマップ八分”(cf ”Google八分”)になってかまいません・・・




ご参考までに。
「グーグル村上社長“Google八分”を語る」
日経BP ITpro 2006年7月2日

「検索結果から情報を削除する3つのケース」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060630/242220/














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いとおしいモノといっしょ。〜『カワイイもの好きな人々。(ただし、おじさんの部)』 [■ウェブサイト・コンテンツ]

カワイイもの好きな人々。(ただし、おじさんの部)

カワイイもの好きな人々。(ただし、おじさんの部)

  • 作者: 山下 哲
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2005/02/26
  • メディア: 単行本




【平熱が上がる。】

『ほぼ日刊イトイ新聞』に
『カワイイもの好きな人々。(ただし、おじさんの部)』というコンテンツがあります。

山下哲さん(41歳:連載開始2003年12月時点。現在42歳)
ご自身が「カワイイ」と思われるものを公開したり、
「カワイイもの」とともにある「おじさん」のもとへ行ったり、
縦横無尽に東奔西走。
脚本家としての力量炸裂で
多種多様の「カワイイもの」と「おじさん」を軽快に紹介します。

登場する「カワイイもの」に目を奪われることも多々ありますが、
「おじさん」と「カワイイもの」との距離感や、
インタビュアーの山下さんの反応、見方、距離の変化が印象に残ります。
小気味よく展開されていく光景を
じっと見つめてしまったり、
頬が緩んだり、
小さく吹きだしてしまったり、
笑ったり、
ドキドキしたり、と、
ほのかに体温が上がります。
ほろ酔い直前のような、あの独特な感じです。

【カワイイ・かわいい・可愛い、「可愛」。】

他人が言う「カワイイ」と、私が言う「カワイイ」に、
”えもいわれぬ差”を感じたことが多々あります。

大学時代、文学系だったことも大きかったのでしょう、
”えもいわれぬ差”について、なんと説明してよいやら上手くいかない、
あの歯切れが悪い感じが気になりました。
「蓼喰う虫〜」や「価値観の違い」というのは、ちょっと違う気がしたのです。
何かにつけて「カワイイ」について、
いろいろと思い、考えていた時期がありました。

手持ちの資料で調べたところ、

和語「かほはゆし(顔映ゆし)」>「かはゆし」>「かはいい」>「かわいい」=「カワイイ」
漢語「可愛(Ku Ai)」>「かわいい」=「カワイイ」

※漢語とは、古代(漢の時代の)中国語です。

以上2種類の説が出てきました。
しげしげと眺めるうちに、
どちらも良いなぁと思えるようになって来るのです。

【所変われば意味変わる?】

和語の意味の変遷を追うと、

赤面してしまう・恥ずかしい=「動揺する」
かわいそうで見ていられない=「なんだかんだで目が離せない」
愛らしい=「見つめ・眺め続ける」

視点は「カワイイもの」に対してどんどん近づいているようです。

今度は漢語が抱える意味について追ってみます。
「愛」は、各々の持つイメージにお任せします。
私は古代日本語では「べし」を当てた助動詞「可」に注目します。


(愛する)だろう=推量
(愛)そう=意志
(愛することが)できる=可能
(愛する)はずだ=当然
(愛)せよ=命令
(愛する)のがよい=適当
(愛する)つもり=予定

=(イコール)の右側は、
古文の授業で無理矢理に暗記させられて
アレルギーになっている方がいらっしゃるかもしれませんが、
落ち着いて眺めてみてください。
どの意味をとっても、
気持ちや意識や思考が「カワイイもの」へ強めに向けられているのが分かります。

”現在の自分”ならば、意志。
”現在の自分以外”ならば、推量。
その他は、時間の遠近や意識の強弱ですね。

【いつでも、どこでも、「カワイイ」ものといっしょ。】

「カワイイ」の語源を調べたり、自分なりにイメージを整理するうちに、
浮かび上がってきたモノや心地は、
『カワイイもの好きな人々。(ただし、おじさんの部)』を観ているときのモノと同じでした。

昔も今も、誰も彼も、
それぞれのいとおしいモノとの
出会いや、接近や、大切な時間があって、
出来上がった自分と”いとおしいモノ”との関わりや気持ちを
何とかして表したいんだなぁ。
これがまた照れくさかったり、難しかったりして、
懸命に取り組む一途な姿が見えて、
その姿が微笑ましくて、愛らしくて・・・
つまり、「カワイイ」のです。

そして、もう一つ。
「カワイイ」に関わってしまうと、
「カワイイ」がどんどん外側に、同心円状に波が生まれてしまうのです。
たった一つの「カワイイもの」を中心に
そこに繋がる「カワイイもの好きの人」、

その関係を外から眺めて表現をする人の「カワイイ」作品
=コンテンツ『カワイイもの好きの人々。』、

「カワイイ」作品=コンテンツを見る人とその作品=私と、この文章

・・・・・・

こうやって、あちらこちら、時代や地域を超えて
同心円状の波が生まれ、
別々の「カワイイ」と「カワイイ」が
時に触れ合って、重なり合って、混じり合っているんですね。
「かはゆし」から始まっているのに
「可愛い」という漢字が当てられている面白さ、
「可愛=Ku Ai」と「かわいい」音が似ている、呼応している心地よさにも
あぁぁぁなんだかまさしく「カワイイ」に貫かれてるよぉぉぉと
こっそり感動してしまうのです。
語源に、少なくとも2つの説が出てることも、
「それでいい」と思えるのです。

何でしょうね、このおおらかな気持ちは。
「カワイイ」の狭間で、たゆたっちゃいますね。
「カワイイ」って、「カワイイ」って・・・「カワイイ」んだよぉ!


【参考文献】************************************

■『カワイイもの好きな人々。(ただし、おじさんの部)』
http://www.1101.com/kawaii/inde x.html

なんと、2005年2月28日
こちらのコンテンツがすばらしく「カワイイ」書籍になります!
詳細は以下をご覧ください。

カワイイもの好きな人々。(ただし、おじさんの部)

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  • 発売日: 2005/02/26
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