北東に鬼柊、南西に南天。 [■ 生活あれこれ Life]
独居用の賃貸部屋に住まうわたくし、
仕事が忙しく動物を飼うのは不可能ではあるものの、
植物と共に生活しております。
3年ほど前から父の実家に倣い、
北東(表鬼門)に2本の鬼柊、
南西(裏鬼門)に1株5~6本の南天の鉢を置いています。
地植えならば容易な生育も、
鉢は水分調整が難しく、
もしかしたら、悪いものを全部引き受けて下さったのか
初代は共に枯れてしまい、
今鎮座するのは二代目。
お蔭様で、順調に生きていただいております。
丈夫な二代目になってから、
様々な変化が起こっています。
まずは南天。
根元に苔が生えてきました。
根元を見つめていると
林の中にいるようにも感じられ、
どんどん無になっていくというか、なんというか・・・
盆栽の入り口を感じてしまったような気がしました。
恐るべし、苔。
以前、土の乾燥を防ぐために、
鉢の表面に苔を植えようと
苔を採取・栽培しようと試みたことがあります。
http://sound.blog.so-net.ne.jp/2008-12-02
しかし、ただ連れてくるだけでは育ちませんでした。
全く同じ環境を作れなければ生きて行けない、繊細な生物、苔。
申し訳ないことをしました。
もしかしたら、つれてきた苔の胞子が居着いてくれたのかもしれません。
どんな種類であれ、
この雑然とした環境の中で育ってくれるのは
嬉しくもあり、頼もしくもあり、感動もひとしおでした。
続いて、鬼柊。
2本それぞれ別の鉢に植わっています。
そのうちの1本が、11月下旬から花を付けたのです!
これが結構強い香りで、
窓を開ける度に甘くさわやかな香りが入ってきました。
ちなにみ、もう1本は花の気配はありませんでした。
2010年も順調に育っていただけますよう、
お世話させていただきます!
2010-01-01 12:00
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