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(仮)スバラシイおんがくのはなし その5 [■CD・DVD・書籍・ゲーム]


てれってれ歩くなら、たぶん晴れた夕方。
気持ちがすっきりする感じの曲が聴きたいなぁと。


Kamasi Washington - The Rhythm Changes [Official Audio]
https://www.youtube.com/watch?v=tpF-qs3yP7Y



Album " The Epic "に収録される
フリーソウルな心地の良いテンポの作品で、
シンプルな詞の歌モノ。
Kamasi Washingtonらしい、
たくさんの楽器やコーラス音の厚みの感触と
Patrice Quinnの歌が絶妙なバランスで乗る、
贅沢な作品です。



Kamasi Washington(以下、Kamasi)が大好きなんですよ!!!
米国L.A.のJAZZ界隈で活動されている方なのですが、
Composerとしても、Playerとしても、Bandmasterとしても、
本当に素晴らしくて、
来日されるときはできる限りライブに行くようにしています。



Kamasiの録音音源はとても凝っていて、聴きごたえがあります。
本人はテナーサックスプレイヤーでもあるのですが、
多くの音を入れる作品が多いです。
録音音源の売り上げが全世界的に低くなって久しく、
COVID-19の影響でスタジオに集まれない時期があったり、
ライブ配信が盛んになっていくに連れ
レコーディングに時間やお金をかけられなくなっている昨今、
贅沢な音楽体験をさせてもらえるのは有難いです。



JAZZは録音通りに演奏されないことが多く、
特にKamasiは録音と同じ編成でステージに出のるはほぼ不可能。
編成に応じてアレンジを変えているのですが、毎回素晴らしいのです!


録音に近い編成だと、こんな感じにステージみっしり。
しかも、普段よりドラムが1人少ないので、
パーカッションが頑張っている。
Kamasi Washington - The Rhythm Changes
https://www.youtube.com/watch?v=Jqc689ewcaU


ミニマムだとこんな感じ。
こちらは普段通りダブルドラム。
Kamasiのサックスのなど、
各パートの演奏や歌の美しさが映えて良いアレンジ!
Kamasi Washington - The Rhythm Changes (Live on KEXP)
https://www.youtube.com/watch?v=5gqaZwsaqD0



日本でのライブも素晴らしいのですが、
過去に一度だけ、
たまたま旅程と重なったLondonでのライブに行ったことがあり、
それが特別な思い出になっています。
もともと欧州ならではのJAZZの世界があり、
UKではGilles PetersonなどJAZZを盛り上げる人たちが作る土壌があり、
私もその流れでKamasiを知りました。
Londonには多数のJAZZミュージシャンがいて、
Kamasiと懇意にしているプレイヤーがステージに上がり、
溢れるホームグラウンド感とリスペクトの嵐。
盛り上がり方が尋常ではなく、
" The Rhythm Changes "
もはや違う作品並みの即興演奏・歌唱で、
あぁ、絶対に再現できないやつ!と
感動もひとしおだったのでした。



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そして、昨年2023年夏に発表された
米国のアニメーション" LAZARUS "
渡辺信一郎監督
アニメーション制作MAPPA
さぁ、音楽担当を確認しなくちゃ!


『LAZARUS ラザロ』ティザートレーラー
Original Anime 『LAZARUS』Teaser Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=cL2oDgSYyHE



ん?
「カマシ・ワシントン」?
・・・Kamasi Washingtonかぁぁぁ!
カタカナ表記を見慣れていなくて頭が追いつかず、
追いついた瞬間「マジか!」と口から出る始末。
在宅時に調べて良かったわ。
さすが渡辺信一郎監督!
Kamasiを繋げてくれた方、ありがとう!
他にもお名前が出ている音楽担当も期待大!


このタイミングで調べて初めて知ったのですが、
Kamasiはアニメーションやテレビゲームがお好きらしい
今回書き下ろしたとして、
アニメーション作品として成功したら、
その先も日本制作のアニメーションやゲームにも
楽曲提供を依頼しやすくなるじゃん!
そしたらツアーの来日機会も増えるじゃん!
私はライブに行く機会が増えるじゃん!
あぁ、明るい未来しか期待できない!



『LAZARUS ラザロ』、無事に完成しますように!




【参考】
WANER BROS.のプレスリリース
https://press.wbd.com/us/media-release/adult-swim-greenlights-anime-legend-shinichiro-watanabes-new-series-lazarus







(仮)スバラシイおんがくのはなし その4 [■CD・DVD・書籍・ゲーム]




夕方に徒歩で都内を歩くときに聴く音楽選びは、
あちこちふらふらと、すでに散策状態。


公開からもう1年経っちゃったか!の
" Guardians of the Galaxy Vol. 3 "で使用された
既存の名曲2作品。





Florence + The Machine
Dog Days Are Over (2010 Version) (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=iWOyfLBYtuU



Redbone
Come and Get Your Love (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=BA4rSO-h9Io




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Florence + The Machine
" Dog Days Are Over "


イントロのハープのピッチカートからの歌い出し

Happiness hit her like a train on a track

ここでもう心掴まれちゃう!
歌詞の展開と競い合っていくような演奏が良くて、
Florence Welchの歌唱力が存分に活かされた
ロック魂溢れる作品です。

BBC Radio6 Musicを聞いていると耳にすることがあるのですが、
本国UKでは超有名な作品で、
Glastonbury Festival(UKの有名な音楽フェス)に
出演している映像を見ると、
観客全員歌えるし、手拍子できてましたね。
ステージングも素晴らしく、ライブで観たくなります。

James Gunn監督も2024年4月27日に
該当シーンの自ら踊る様子をポストしてました!
https://www.instagram.com/p/C6PE22GvFtQ/?e=d74ef5b4-99c3-4d14-b761-340b58b15200&g=5


Pom Klementieff演じるMantisが旅立ち、
Knowhereに残る
Dave Bautista演じるDrax、
Karen Gillan演じるNebulaと、
新たなGardiansになる
Bradley CooperCVで演じるRocket、
Vin DieselがCVで演じるGrootが躍りまくのが良い!
それを穏やかな表情で眺める
Will Poulter演じるAdam Warlockがまた良かった・・・
物語にピッタリと合った楽曲で、
泣けるのですが、笑顔になれるシーンに仕上がったのは、
この音楽作品の力が大きいと思います。







Redbone
" Come and Get Your Love "

" Guardians of the Galaxy "
真っ先に流れるというか、
Chris Pratt演じる"Star-Lord" Peter Quillが
常に携帯しているウォークマンで聴く
母の形見のテープに含まれている作品です。

" Avengers: Endgame "では
絶妙な良いところで殴られて止まってました。

" Guardians of the Galaxy Vol. 3 "では、
新生Guardiansがやっぱりこの曲でしょう!と
物語の最後に流れます。


自然とリズムに乗ってしまう気持ちいいFunkの名曲。
Peterでなくてもあんな風に乗ってしまいそうになるので
気を付けないとね!



" Guardians of the Galaxy "の3部作と、
スピンオフ作品は大好きな群像劇です。
既存の音楽作品の選曲も使い方も抜群に素晴らしくて、
James Gunn監督を大好きになったきっかけの作品です。



音楽の力は大きくて、
既存の楽曲ならばなおさら、
使用法を間違えると物語を台無しにしてしまいます。
ハードルが上がるというか、
大ぶろしきを広げちゃった割に
内容が物語や演出の規模に達していないぞ!と失望させるのです。
好きな音楽作品が雑な使われ方をすると
怒りがわくこともあります。



James Gunn監督はその辺りを弁えて、
Peterが音楽好き、
それはお母さんから贈られたものだから、
または、結果的に育ての親に当たる
Michael Rooker演じるYonduから贈られたものだから。
その両方とも贈り主が亡くなっていると設定したり、
人が音楽を聴きたくなる場面で流すなど、
聴く動機を見せているのが凄いなぁと。
無理がないんですよね。




たまにはtweet的に。 2024年4月27日 [●tweet的に improvisation]




満月が近づいたら思い出すんだ!の
小型月着陸実証機SLIMの再起動


2024年3月27日2度目の越夜後に通信ができたとき、
機体データから不調が観られる箇所が出てきているとのことだったの
ですが、(https://twitter.com/SLIM_JAXA/status/1773162369947996297


2024年4月23日、
小型月着陸実証機SLIMが3度目の越夜後にも通信ができたそうです!
https://twitter.com/SLIM_JAXA/status/1782956426752848056

主要機能は維持できているとのこと。
丈夫ですねー!
各所の劣化の度合いの違いなどの分析も行っていくとのこと。
今後の開発のためにも貴重な情報になりそうです。

小型月着陸実証機SLIM関連の情報発信
https://twitter.com/SLIM_JAXA)、
研究開発における考え方も垣間見えて面白いです。

その中で、異彩を放った内容のポストがありまして・・・
https://twitter.com/SLIM_JAXA/status/1775079938749796448

「管制室の天井には「月」という字が貼ってある」からの、
「神棚設置基準を遵守したもの」
日本ならではだなぁとしみじみする反面、
言葉遣いにちょっと笑ってしまいました。



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今日2024年4月27日は、
『宇宙兄弟』の小山宙哉先生による、
単行本表紙の着色生配信がありました!

凄い時代だなぁ!


【生配信】
質問に答えながら宇宙兄弟の新巻表紙を完成させます
Painting Space Brothers Vol.44 CoverIllust by author Chuya Koyama
https://www.youtube.com/watch?v=VdLUy3-JWnc