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たまにはtweet的に。 2024年4月8日 [●tweet的に improvisation]

映画" Oppenheimer "界隈の歴史を辿っていると
https://sound.blog.ss-blog.jp/2024-04-06
いずれ誰かがたどり着いてしまうというか、
逃れられない道なのかもしれないというか、
苛烈な競争の中で大義のひと押しして成立してしまうというか・・・



COVID-19が猛威を振るい、
テレワークが進むころに知った、
漫画原作のアニメーション『Dr.STONE』
https://dr-stone.jp/

いったん文化文明がリセットされた世界、
偶然生き残り生還した青年”石神千空”が
抜群に高い科学知識やスキルを駆使して仲間を生還させながら、
手探りで文明社会を取り戻していく物語です。
面白く興味深く、勉強にも役立つ、
色々見どころが多くて大好きです。
特に千空と百夜さんの関わりがとても好きで、
私も教育という形を含め、
先達の叡智を享受できる幸運な世界に生きているのだなぁと
改めて深く考えさせられます。



物語の中で少しずつ仲間が増えて世界を広げていく過程で、
千空が
「ざっくり三年、長かったが結局人類はたどり着くわけだ。
これで俺は地獄行き確定だな」

シニカルに思い吐露したのが、拳銃の完成の時でした
(シーズン3エピソード16)。



映画" Oppenheimer "を見ると
この部分を物凄く思い出すんですよね・・・

各科学者には「地獄行き」の覚悟の有無や強弱に差があり、
覚悟があるからこそ、計画に参加しないという選択をしたり、
戦後の行動に大きく差がありました。

先端の知性の取り扱いは、
政治的な思惑に巻き込まれることもあり、
あまりに難解だなぁと気が遠くなっています。