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(仮)スバラシイおんがくのはなし その4 [■ 音楽 Music,Sounds]




夕方に徒歩で都内を歩くときに聴く音楽選びは、
あちこちふらふらと、すでに散策状態。


公開からもう1年経っちゃったか!の
" Guardians of the Galaxy Vol. 3 "で使用された
既存の名曲2作品。





Florence + The Machine
Dog Days Are Over (2010 Version) (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=iWOyfLBYtuU



Redbone
Come and Get Your Love (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=BA4rSO-h9Io




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Florence + The Machine
" Dog Days Are Over "


イントロのハープのピッチカートからの歌い出し

Happiness hit her like a train on a track

ここでもう心掴まれちゃう!
歌詞の展開と競い合っていくような演奏が良くて、
Florence Welchの歌唱力が存分に活かされた
ロック魂溢れる作品です。

BBC Radio6 Musicを聞いていると耳にすることがあるのですが、
本国UKでは超有名な作品で、
Glastonbury Festival(UKの有名な音楽フェス)に
出演している映像を見ると、
観客全員歌えるし、手拍子できてましたね。
ステージングも素晴らしく、ライブで観たくなります。

James Gunn監督も2024年4月27日に
該当シーンの自ら踊る様子をポストしてました!
https://www.instagram.com/p/C6PE22GvFtQ/?e=d74ef5b4-99c3-4d14-b761-340b58b15200&g=5


Pom Klementieff演じるMantisが旅立ち、
Knowhereに残る
Dave Bautista演じるDrax、
Karen Gillan演じるNebulaと、
新たなGardiansになる
Bradley CooperCVで演じるRocket、
Vin DieselがCVで演じるGrootが躍りまくのが良い!
それを穏やかな表情で眺める
Will Poulter演じるAdam Warlockがまた良かった・・・
物語にピッタリと合った楽曲で、
泣けるのですが、笑顔になれるシーンに仕上がったのは、
この音楽作品の力が大きいと思います。







Redbone
" Come and Get Your Love "

" Guardians of the Galaxy "
真っ先に流れるというか、
Chris Pratt演じる"Star-Lord" Peter Quillが
常に携帯しているウォークマンで聴く
母の形見のテープに含まれている作品です。

" Avengers: Endgame "では
絶妙な良いところで殴られて止まってました。

" Guardians of the Galaxy Vol. 3 "では、
新生Guardiansがやっぱりこの曲でしょう!と
物語の最後に流れます。


自然とリズムに乗ってしまう気持ちいいFunkの名曲。
Peterでなくてもあんな風に乗ってしまいそうになるので
気を付けないとね!



" Guardians of the Galaxy "の3部作と、
スピンオフ作品は大好きな群像劇です。
既存の音楽作品の選曲も使い方も抜群に素晴らしくて、
James Gunn監督を大好きになったきっかけの作品です。



音楽の力は大きくて、
既存の楽曲ならばなおさら、
使用法を間違えると物語を台無しにしてしまいます。
ハードルが上がるというか、
大ぶろしきを広げちゃった割に
内容が物語や演出の規模に達していないぞ!と失望させるのです。
好きな音楽作品が雑な使われ方をすると
怒りがわくこともあります。



James Gunn監督はその辺りを弁えて、
Peterが音楽好き、
それはお母さんから贈られたものだから、
または、結果的に育ての親に当たる
Michael Rooker演じるYonduから贈られたものだから。
その両方とも贈り主が亡くなっていると設定したり、
人が音楽を聴きたくなる場面で流すなど、
聴く動機を見せているのが凄いなぁと。
無理がないんですよね。